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Dörpen HVDC landstation of DolWin1, Germany
DolWin1は、DolWinクラスターにおける初めての洋上HVDC系統連係です。 北海における3カ所のウィンドファームとドイツの送電網を接続します。

DolWin1

DolWin1は、DolWinクラスターにおける初めての洋上HVDC系統連係です。 北海における3カ所のウィンドファームとドイツの送電網を接続します。

このHVDCシステムは、800メガワット(MW)のクリーンな洋上風力発電をドイツの送電網に統合することができ、これは約100万世帯にカーボンニュートラルなエネルギーを供給できる量に相当します。

DolWin1は、「Energiewende」 と呼ばれるドイツの野心的なエネルギー転換ロードマップの一部であり、2030年までに洋上風力から15ギガワット (GW) 以上の発電を見込んでいます。

DolWin 1洋上風力発電接続は、日立エナジーがドイツの送電システム事業者 (TSO) TenneTに供給したもので、800MWのHVDC Light®送電システムで、北海のDolWin1クラスターにある洋上風力発電所をドイツの全国送電網に接続する画期的なものです。

風力発電所は、北海の洋上プラットフォームに設置されたHVDC Light®変換所にACケーブルで接続されています。タービンで発電された電力はここで変換され、75kmの直流海底ケーブル、さらに90kmの陸上ケーブルを通って、Dörpen West/Heedeのグリッド接続点にある陸上HVDC変換所に送電されます。

HVDC Light®は、±320kVで合計800MWの容量で、遠隔地の風力発電所を距離の制限や系統の制約なしに本土のネットワークに接続するための理想的なシステムです。使用されるHVDC Lightシステムは、ACネットワークと風力発電所の両方に利益をもたらす高度な安定化機能を備えています。

当社は、洋上変換所、洋上・陸上のケーブルシステム、陸上変換所の設計・供給・据付を含むプロジェクト全体の責任とシステムエンジニアリングを、アイベルはプラットフォームの設計と建設を担当しました。また、地中ケーブルシステムを使用することで、環境への影響を最小限に抑えました。

主なデータ
稼働年: 2015
構成: 双極1回線
定格電力: 800 MW
直流電圧: ±320 kV
用途: 洋上風力接続