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windmills on a sunset for HVDC technology with Dogger Bank
Customer Success Story

ドッガーバンクHVDC系統連系

先進的なHVDC Light®技術により、英国のグリーンエネルギーへの転換と脱炭素化を支援

日立エナジーは、英国北東部沖合130-190kmに位置する世界最大のドッガーバンク洋上風力発電所と、ティーズサイドおよびクレイクベックに位置する本土送電連系のため、HVDC(高圧直流送電)Light®を納入することが決まりました。

ドッガーバンク風力発電所は、英国のSSE Renewables社とノルウェーのEquinor社の合弁(50:50)として、A、B、Cの3段階で開発されており、イタリアのENI社が最初の2期に20%出資する予定です。合わせて世界最大の洋上風力発電所となる予定です。

総送電容量3.6GWの3つのHVDCシステムは、英国本土への送電を可能にします。各システムでは、洋上のHVDC変換所が、発電した風力発電の電力を交流(AC)から直流(DC)に変換して陸上に送り、2つめの変換所で交流に戻して交流送電網に統合します。HVDCを活用することで、電力損失を最小限に抑えられ、より多くの電力を消費者に届けることができます。また、HVDCは、その柔軟な制御機能により、交流系統の信頼性を向上させ、さらには、必要に応じて洋上風力発電所もサポートすることができます。

本システムの提供により、2030年までに電力の3分の1を洋上風力発電で賄うという英国政府が掲げる目標の達成に大きく貢献することになります。

HVDC Light技術は、遠隔地の風力発電所を実現する成功の鍵となります。これらの連系に使用される最新のHVDC Lightシステムは、電力業界において最もコンパクトな設計と最も低いエネルギー損失を実現します。独自のライフサイクル評価によると、この画期的な技術の導入により、従来の設備と比較して、全体でCO2排出量を約3分の2に抑え、グリーンエネルギーへの移行とカーボンニュートラルなエネルギーシステムにおける世界的な取り組みをサポートします。

HVDC技術は、クリーンエネルギーへの移行を実現し、国連のSDGs(持続可能な開発目標) のNo.7(“エネルギーをみんなにそしてクリーンに) に貢献する重要な技術の1つと認識されています。

この画期的なHVDC技術により、日立エナジーは、引き続き洋上風力発電の全体像を具現化し、遠方の洋上風力発電所と陸上の送電網との効率的かつダイナミックな統合を実現します。

当社の供給範囲には、6カ所のHVDC変換所(洋上および陸上 それぞれ3カ所)の設計、開発、調達、建設、および設置が含まれています。当社が洋上風力連系に関する戦略的パートナーシップを締結している英国 石油、ガス、洋上風力発電業界のサービスのアイベル社(Aibel AS)にて、HVDC機器を収容する3カ所の洋上プラットフォームを提供します。

当社は、世界のHVDCプロジェクトの半数以上の納入実績があり、この中には、北海の洋上風力グリッド接続プロジェクト(DolWin 1DolWin 2など) および世界初の洋上風力発電所(BorWin 1)が含まれています。また、英国本土の送電網に統合するため、SSEが所有するシェトランドリンクとケイスネスマレーHVDCシステムを納入しています。

日立エナジーは、65年以上前に商業用HVDC技術を開発しました。HVDC Light®は、自励式変換器(VSC)技術に基づいて当社が開発した技術であり、交流に対する非常に動的で効率的な代替手段として、より効率的に、より長距離を、より少ない電力損失で大量の電力を送電することができます。

Map forDogger Bank projects
主なデータ
稼働年:

2023年 (ドッガーバンク A)

2024年 (ドッガーバンク B)

2026年 (ドッガーバンク C)

構成: 対称単極
送電容量: 1200 MW/プロジェクト
直流電圧: ±320 kV
用途 洋上風力系統連系