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Press Release Zurich, Switzerland 02-06-2021

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日立ABBパワーグリッド社が、SDGsに基づく「サステナビリティ 2030」戦略を発表

Hitachi Energy – Advancing a sustainable energy future for all
日立ABBパワーグリッド社は、本日、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」から、特に重点的に取り組む八つのSDGsを選び、事業活動を通じて「社会価値」、「環境価値」、「経済価値」の向上に貢献するための「サステナビリティ 2030」戦略を発表しました。

日立ABBパワーグリッド社は、本日、国際連合の「持続可能な開発目標(SDGs)」から、特に重点的に取り組む八つのSDGsを選び、事業活動を通じて「社会価値」、「環境価値」、「経済価値」の向上に貢献するための「サステナビリティ 2030」戦略を発表しました。

選出したSDGsは、3 (すべての人に健康と福祉を) 、4 (質の高い教育をみんなに) 、5 (ジェンダー平等を実現しよう) 、6 (安全な水とトイレを世界中に) 、7 (エネルギーをみんなにそしてクリーンに) 、12 (つくる責任つかう責任) 、16 (平和と公正をすべての人に)と、17 (パートナーシップで目標を達成しよう)の八つです。「サステナビリティ 2030」では、これらのSDGsに対応する、事業推進上の目標を「地球環境」 「人間尊重」 「平和と公正」 「パートナーシップ」 という四つの柱に分類しています。

 

地球環境では、2030年までに自社でカーボンニュートラルを達成することを目標にしています。その第一歩として、2021年末までに自社内で使う電力を100%非化石燃料由来に移行させることをめざします。また、CO2排出量*1を2030年までにバリューチェーン全体で半減させる目標を掲げ、サプライヤーと一体となって取り組んでいます。このほかの目標として、廃棄物の半減*2や水使用量の25%削減なども含まれています。

 

日立ABBパワーグリッド社は、お客さまの課題を克服し、効率性を高め、持続可能なエネルギーの未来への移行を支援する、デジタルおよびエネルギープラットフォームの構築をリードしています。例えば、2021年4月に 「EconiQTM」 を発表しました。これは、持続可能性を重視した設計で、従来よりも優れた環境性能を発揮することが実証されている製品、サービス、ソリューションです。

 

人間尊重では、90カ国以上で働く約36,000人の従業員が、安心して最高のパフォーマンスを発揮できるように目標を設定しています。災害やハラスメントゼロに加えて、健康上の理由による休業率が同じ業種の中で上位4分の1の低い範囲に入るように推進します。また、最近、ダイバーシティ&インクルージョンのためのビジョン「ダイバーシティ 360」を導入しました。2025年までに女性従業員の割合を19%から25%に向上させることに併せて、生涯学習文化を育みビジネス機会を増やすための統合学習フレームワークを確立します。

 

平和と公正の観点では、汚職・贈収賄を発生させないという目標を掲げています。これを踏まえて、2021年2月1日に、日立ABBパワーグリッド社は、ドミニク・アブロクワを、インテグリティならびにトレードリスクの予防、検知、解決に関連するプログラムと戦略を統括する、インテグリティのグローバル責任者に任命しました。

 

パートナーシップでは、急速なエネルギー転換を可能にするためには、コラボレーションが不可欠との認識のもと、マルチステークホルダーパートナーシップへの参加を増やすという目標を設定しました。日立ABBパワーグリッド社は、お客さまやパートナーとソリューションを協創することを技術理念の中心に据えて事業を推進しており、カーボンニュートラルなエネルギーの未来への移行を加速させるためのパートナーシップの構築に重点を置いています。

 

日立ABBパワーグリッド社CEOクラウディオ・ファキンは、「ネット・ゼロ・エミッションの未来に沿ったサステナビリティ計画は、私たちのビジネス、成長、そして長期的な成功に不可欠なものです。『サステナビリティ2030』では、より持続可能な社会の実現に向けて、革新的なソリューションとダイバーシティ&インクルージョンの企業文化を融合させた戦略を掲げ、持続可能なエネルギーの未来に貢献することを基本理念としています。」と述べています。

 

日立ABBパワーグリッド社の健康・安全・環境およびサステナビリティの責任者であるマシュー・ノースは、「地球環境、人間尊重、平和と公正、パートナーシップは、『サステナビリティ 2030』の四つの柱であり、より持続可能な社会に向けて努力する中で、私たちのビジネス全体を導き、拡大し、前進させる意欲的な目標を含んでいます。」と述べています。

 

日立ABBパワーグリッド社の80.1%の株式を保有する日立製作所は、持続可能な世界を実現するための戦略として、「社会イノベーション事業のグローバルリーダー」を掲げています。そして、「社会価値」、「環境価値」、「経済価値」を向上させ、人々の生活の質の向上や顧客価値の向上に取り組んでいます。当社も、持続可能な社会の実現をめざし、事業活動を通じて、「社会価値」、「環境価値」、「経済的価値」の向上に貢献していきます。

 

*1カーボンオフセット使用最小限の 2019年ベースライン

*2 2013年ベースライン

 

■EconiQTM  に関するニュースリリース 2021年4月21日発表

https://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2021/04/0421b.html

 

■日立ABBパワーグリッド社について

日立ABBパワーグリッド社は、日立とABB社で合わせて約250年の歴史を持つグローバルテクノロジーリーダーであり、90カ国で約36,000人の従業員を擁しています。スイス・チューリッヒに本社を置き、エネルギー、インダストリー、インフラ産業のバリューチェーンに加えて、モビリティ、スマートシティ、蓄電やデータセンターなどの新分野にも事業を展開しています。日立ABBパワーグリッド社は、グローバルトップの導入実績やフットプリントを生かし、お客さまの社会的価値、環境価値、経済価値のバランスを向上させます。また、より強じん、よりスマート、よりクリーンなグリッドを実現するためのパートナーとして、革新的なデジタル技術により“Powering Good for Sustainable Energy”を実現していきます。

詳しくは、ウェブサイト(https://hitachienergy.com/jp/ja/)をご覧ください。

 

■日立グループ パワーグリッドポータルサイト

https://www.hitachi.co.jp/products/energy/pg/