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Meet Our People 23-06-2022

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Meet our People:佐藤 耕太

佐藤 耕太 –グリッドオートメーション事業部 ソリューションエンジニア、日立エナジージャパン

1.    日立エナジーではどのような業務を担当されていますか。

私は、グリッドオートメーション事業部のオペレーションチームに所属し、TSO(Transmission System Operator:一般送配電事業者)向け精算システム開発プロジェクトに携わっています。主な業務は、複雑な契約の効率的かつ正確な会計処理と、請求書発行を可能にするCounterparty Settlements & Billing(CSB)※1ソリューションの現地化と、お客さまの仕様に合わせた実装・カスタマイズです。

また、プロジェクトマネジメントやカスタマーエクスペリエンス(CX)の観点で営業チームと連携し、お客さまとGPG(Global Product Group)との窓口として、ソフトウェア、AC、グリッドエッジソリューションを提供しています。

さらに、ソリューションエンジニアとして、お客さまとの折衝、仕様書の作成、開発者がコーディングしたロジックのシステムテスト、課題管理、ソフトウェアリリース等、幅広い業務を担当しています。

※1. Counterparty Settlements & Billing (CSB) ソリューション | 日立エナジー (hitachienergy.com)

2. 日立エナジーで働くことを誇りに思うことは何ですか?

日本では従来、卸電力市場の閉場(GC:ゲートクローズ)後の調整力を各TSOが当該エリア内のみで公募していましたが、2021年4月に全国から市場調達による全体最適を図ることを目的として、電力需給調整力取引所EPRX(Electric Power Reserve Exchange)が開設されました。これにより、調整電源の調達・運用が広域化され、TSOにとってコスト削減が可能となりました。EPRXでは日立製作所と日立エナジーが開発したMMS※2 (Market Management System: 需給調整市場システム)を使用して調整電源を調達しており、他社が開発した広域需給調整システムでその電源が運用されます。当社のCSBを適用することで、市場に供出できる電源ΔkW(デルタキロワット)と実際に調整に応じたkWh価値を、MMSやその他のシステムから抽出した約定情報・諸元をもとに料金算定することができます。CSBでは、出力データがTSOと市場参加者との取引内容(請求書等)に反映されるため、慎重を期した経理業務が求められます。

  日立エナジーのソリューションは、市場運営の一助になっていると自負しており、お客さまとの協創により新たな価値の創出に貢献できることを誇りに感じています。現在、調整力は公募と市場調達が並行していますが、2024年度からは完全に市場調達に移行する予定であり、過渡期にあります。市場開設以降に発生したさまざまな事象によって、市場ルールの見直しが随時発生しており、さらに2024年度までは毎年市場で扱う商品がさらに増加する見込みです。こうした状況の変化に柔軟に対応しながら、これからもお客さまとともに精算システムの構築を進めていきます。

※2. Network Manager MMS | Hitachi Energy

3. あなたの仕事は、持続可能なエネルギーの未来の形成や世界の脱炭素化にどのように貢献していますか?

  電力需給調整力取引所の発表によると、2021年度の取引実績から、調整力の広域調達コストが従来のエリア内調達よりも約30%低減されたと試算されています※3。当社のCSBソリューションは、この市場運営を支える縁の下の力持ちのようなソフトウェアです。引き続きTSOの精算業務効率化に貢献していきたいと思います。

※3. 2021年度の需給調整市場における三次調整力②の取引実績について

4.日立エナジーでの仕事で一番刺激を受けたことは何ですか?

お客さまと数週間ほぼ毎日システムテストの結果検証や再テストを行っていた時期は、まるでリモート強化合宿をしているようでした。この期間は目標完了日までにテスト項目が消化できず緊張した日々が続きましたが、会社の垣根を越えて一つのプロジェクトチームとして一体感が生まれ、刺激的な時間を過ごせました。

5.日立エナジーのチーム文化の一番良いところは何ですか?

現在のプロジェクトは多様性が高く、多国籍で出身地や経歴、専門性が異なるメンバーで構成されています。このような多様性を強みに、それぞれが自分の役割にフォーカスし、時には役割以上の力を発揮してチーム全体のバリューを高め、お客さまの期待に応えようとしています。チーム内で多様性を尊重し、刺激を与え合いながら成長を実感できることが、良い点だと思います。