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日立エナジーが英国の洋上風力発電所向け系統安定化装置の提供元に選定

Press Release | Tokyo, Japan | 23.12.2024 | 1 min read

  • 欧州の洋上風力発電所向けに、次世代型系統安定化装置SVC Light Enhancedを初提供
  • 2.4GWのクリーンエネルギーの系統連系を支援し、英国の約260万世帯への電力供給に貢献
  • 再生可能エネルギー発電量が拡大する英国において、オーステッドとともに系統の安定性向上に貢献

日立エナジーは、デンマーク王国の再生可能エネルギー事業者であるオーステッドから、英国・ヨークシャー海岸から69km沖合に建設中のホーンシー4洋上風力発電所(以下、ホーンシー4)向け系統安定化装置の提供元に選定されました。プロジェクトの最終投資決定は今後15カ月以内に行われる見込みです。ホーンシー4の運転開始は2030年の予定です。

最終投資決定でプロジェクトの実施が決まった場合、当社は次世代型系統安定化装置「SVC Light Enhanced*1」を提供します。SVC Light Enhancedは、無効電力を供給するSTATCOM「SVC Light」とミリ秒単位で有効電力を貯蔵・瞬時放出するスーパーキャパシタで構成されており、再生可能エネルギーの出力変動によって生じる電圧や周波数の変動を瞬時に抑制することができます。2022年に運転開始済みのホーンシー2には従来型のSTATCOMが採用されていますが、本件は、次世代型STATCOMであるSVC Light Enhancedが欧州の洋上風力発電所で採用される初のプロジェクトです。当社は、SVC Light Enhanced の提供を通じて、2.4GWの再生可能エネルギー発電による電力の連系を支援し、英国のClean Power 2030目標*2の達成に貢献します。
*1 STATCOM - SVC Light® Enhanced | Hitachi Energy (英語サイト)
*2 Clean Power 2030 Action Plan - GOV.UK (英語サイト)

日立エナジーが今回提供するSVC Light Enhancedは、グリッドフォーミング制御*3をはじめとする高度な機能により、系統におけるさまざまな変動に迅速に対応します。また、スーパーキャパシタによる有効電力の供給は、系統の安定性を支えます。さらに、スーパーキャパシタを導入した事業者は、系統運用者に対して、慣性や系統安定化に関するサービスを提供することも可能です。SVC Light Enhancedは、日立エナジーの電力系統安定化関連サービス・ソリューションポートフォリオ「Grid-enSure™」の製品です。Grid-enSureは、再生可能エネルギーへの転換が加速する中、系統の安定性・信頼性・電力品質の維持に貢献します。
*3 系統の周波数変動を自律的に小さくする制御機能

ホーンシー4のマネージングディレクターであるアラーナ・キューネは、「日立エナジーとともに、英国におけるオーステッドの洋上風力発電所建設に取り組めることを嬉しく思います。信頼できるパートナーである日立エナジーと緊密に連携し、ホーンシー4と英国の送電網のために、系統安定化技術を導入します」。と述べています。

日立エナジーのグリッドインテグレーションビジネスユニット担当役員であるニクラス・パーソンは、「本契約は、オーステッドと過去に結んだグローバルなフレームワーク合意に基づくものであり、同社との長期的な関係を強化します。これは、お客さまとのイノベーションの協創の一例です。SVC Light Enhancedは、すでに送電系統で実績のある技術であり、今回初めて洋上風力発電所向けに提供します。」と述べています。

ホーンシー4は、2024年9月に2.4GWの差額決済契約*4を獲得したプロジェクトです。差額決済契約は、発電した電力の固定価格での売電を保証するもので、事業者はプロジェクトの実行に際して財務面の安定性を得ることができます。
*4 Contracts for Difference (CfD) Allocation Round 6: results - GOV.UK (英語サイト)

 

■日立エナジーについて

日立エナジーは、持続可能なエネルギーの未来へ向けた取り組みを加速する、グローバルな技術リーダーです。お客さまやパートナーとの協創により、世界のエネルギーシステムを、より持続可能、より柔軟、より安心・安全なものにします。電力、産業、運輸、データセンター、インフラの各分野のお客さまにサービスを提供しており、140カ国以上の導入実績を有しています。合計150GW以上のHVDC連系線の電力網への連系など、革新的な技術とサービスでエネルギーバリューチェーンを効率化し、あらゆる人が電気を利用できるよう支援しています。また、分野や地域を越えたステークホルダーとのデジタルトランスフォーメーションにより、カーボンニュートラル実現に向けたエネルギー転換を加速します。スイスに本社を置き、60カ国に約45,000人の従業員を擁しており、約1兆8,000億円の事業規模を有しています。
詳しくは、ウェブサイト(https://www.hitachienergy.com/jp/ja)をご覧ください。

■日立エナジー関連リンク

https://www.linkedin.com/company/hitachienergy
https://twitter.com/HitachiEnergy

■日立製作所について

日立は、データとテクノロジーでサステナブルな社会を実現する社会イノベーション事業を推進しています。お客さまのDXを支援する「デジタルシステム&サービス」、エネルギーや鉄道で脱炭素社会の実現に貢献する「グリーンエナジー&モビリティ」、幅広い産業でプロダクトをデジタルでつなぎソリューションを提供する「コネクティブインダストリーズ」という3セクターの事業体制のもと、ITやOT(制御・運用技術)、プロダクトを活用するLumadaソリューションを通じてお客さまや社会の課題を解決します。デジタル、グリーン、イノベーションを原動力に、お客さまとの協創で成長をめざします。3セクターの2023年度(2024年3月期)売上収益は8兆5,643億円、2024年3月末時点で連結子会社は573社、全世界で約27万人の従業員を擁しています。
詳しくは、日立のウェブサイト(https://www.hitachi.co.jp/)をご覧ください。

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