スイッチング制御センチネル(SCS)
日立エナジー独立ポール式ブレーカ用
Switching Control Sentinel (SCS) はマイクロプロセッサベースの制御装置で、独立したポール駆動 (IPO) 回路ブレーカーの同期閉回路または開回路を可能にします。NEMA 1エンクロージャに収容されたSCSは、工場のサーキットブレーカの制御キャビネットにモジュール式コンポーネントとして取付けられます。
どのモデルでも、構成および外部配線によって、同期クロージングまたはオープニングアプリケーションに使用できます。DC電源の喪失時にギャングブレーカー動作を提供するバイパス回路は、外部ジャンパを介して有効または無効にできます。
特徴
- 同じファームウェアとハードウェアは、接地/非接地コンデンサバンクの通電の同期開回路または同期閉回路をサポートしています。
- シリアルポートを介して現場でファームウェアのアップグレードが可能で、将来のアップグレードによって製品の寿命を延ばすことができます。
- EPROM の変更は不要です。
- SCSはデータ損失なく電源を切ることができます
- 設定とイベントデータの両方が不揮発性フラッシュメモリに保存されます
- バッテリーフリー設計
- DC 電源がオフのとき、リアルタイム クロックはゴールド コンデンサによって DC 電力供給されます。
- 同期開回路のアーク放電と補助接点動作間の遅延の自動追跡(特許出願中)
- フェイザー計算による配線エラーの検出(特許出願中)
現在のファームウェアバージョンは、ビルド14の3.55です。
なぜ日立エナジー?
- 制御されたポイント・オン・ウェーブ・スイッチングは、スイッチング過渡電流を低減し、サーキットブレーカの性能を向上させる非常に効果的な方法です。
- 同期クロージングにより、シャントキャパシタバンクおよびシャントリアクタのスイッチング動作に関連する過渡的な過電圧および電流を低減
- 同期オープニングにより、サーキットブレーカのアーク時間を最適化できます。アーク時間は、再発火の可能性を最小化する目的で増加しうる
- インタラプター摩耗の低減
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