Meet our people - 松村 昇輝
Meet Our People | Japan | 26.03.2025 | 1 min read
Meet Our People | Japan | 26.03.2025 | 1 min read
学生時代の経験や現在の担当業務を教えてください。
子どものころから電力分野に興味があり、目に見えて大きなものが好きでしたので、太陽光発電システムや風力発電システムに惹かれました。そこで、学生時代は電気工学を専攻し、再生可能エネルギー発電システムの系統連系インバータ*制御に関する研究をしました。日立エナジーのことは就職活動の中で知りましたが、送配電分野においてグローバルで豊富な実績がありながらも新しいことに挑戦している会社と感じ、入社しました。
* 発電機で生成した電力を系統に連系するための機器
現在は、グリッドインテグレーションビジネスユニットのエンジニアリングチームの一員として、日立エナジーのグローバルチームと連携しながら、変電所の機器の設計や試験を担当しています。提案段階では、技術的な観点での提案サポートや変電所全体の構成検討などをしています。案件の受注後は、機器の詳細仕様を決めたり、試験内容を調整したり、機器の納入に向けたさまざまな調整を実施しています。
日立エナジーに入社して間もなく一年が経ちます。やりがいを感じたことや印象に残ったことを教えてください。
海外工場で製品試験を行う過程で、先輩社員が試験内容や製品仕様について事前にしっかりと整理した上で、お客さまと工場の間に立って丁寧に調整している姿が印象的でした。試験ではお客さまからさまざまな質問を受けますので、機器の仕様や試験の目的・手順を理解しておく重要性を学びました。こうした経験を通じて、製品や設計に関する知識も増え、今では受注前のプロジェクトの仕様や図面の作成を一部任されるようになりました。
日立エナジーを表す三つのキーワードを教えてください。
一つ目は「挑戦」です。日立エナジーはHVDC(高圧直流送電)やデジタル変電所、SF6(六フッ化硫黄)ガスフリー機器など、送配電分野の最先端技術の開発に積極的に取り組んでいます。入社時、ベテラン社員の人に挨拶をした際、その人が「つねに新しいものに挑戦しているので、私も新入社員の気持ちです。」と言っていたことが印象に残っています。
二つ目は「グローバル」です。日立エナジーの拠点は世界各地にあり、グローバルで豊富なプロジェクトの実績があります。その実績を生かして、日本のカーボンニュートラル実現に貢献できるソリューションを提案できることは魅力的だと思います。
三つめは「自由/柔軟」です。入社して間もない頃に学会発表があったのですが、参加したいと希望を出したら、「ぜひ行っておいで」と学ぶ機会をもらいました。また、海外出張も積極的にアサインしてもらっており、さまざまな経験をさせてもらっています。働き方の面でも、リモートワークやフレックスタイム制が導入されていますので、柔軟に働くことができます。個人の裁量に任せてもらえるところが多く、自由で柔軟な社風の会社だと思います。
日立エナジー社員として誇りに思うことを教えてください。
電力なくして現代の生活は成り立ちません。その電力の供給に不可欠な送配電網は重要な社会インフラです。日立エナジーは送配電分野における最先端技術の導入に積極的に取り組んでおり、日立エナジーでの仕事を通じて、重要な社会インフラの維持・改善に貢献できることを誇りに思います。また、日本では寿命を迎える変電設備が増えており、それらを日立エナジーの製品に更新し、サステナブルな社会インフラの構築に貢献するチャンスがあります。私自身も日々学び、成長し、日本の送配電網を支える仕事をしたいと思います。